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作曲家 綿引浩太郎のブログ

演奏会作品の作曲~映画音楽の作曲まで承ります。 最新情報は新しい公式サイト kwmusic.net をご覧ください。 スマホ・タブレットの方は、PC版サイトだとメニューが表示されます。

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新曲『癒しの部屋』を公開しました

ゴールデンウィークも過ぎましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
久しぶりにDTMしてみました。自室にて作曲するのが通常業務なのですが、仕事&勉強等で3週間毎日外出する生活をしたところ心身が限界に達しまして、久しぶりに癒し系音楽に興味が湧き、自身が求める物を自ら書いてみました。

5月病にかかってしまった方、新生活にお疲れの方、とにかく不安でいっぱいの方、楽しいことが何も無い苦痛の日々をお過ごしの方、に「静かな部屋」にて、お楽しみ頂けたら幸い、と思い公開致します。
※聴後についての心身の変化について当方は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
癒しの定義って人によると思いますので。私にとってはこういうのがいいなぁと思って作った次第です。

新曲「癒しの部屋」.mp3

短く終わると寂しいから長めにと30分という長さに、エンドレスで繰り返しても違和感ないように。刺激が強いと怖いし、展開があると疲れてしまうし・・・と思って、優しい音を延々と聞ける音楽に(もちろん、少しずつ微細な展開や変化を付けておりますが・・・)。
音が優しく響くぐらい良い音質で・・・と編集した結果、70MBもあります。圧縮形式が軽量なタイプだったらアルバム一枚分ぐらいのデータ量ですね・・・。
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次は編曲を・・・

春が過ぎるのは早く、私が住むあたりでは桜が散ってしまいました。今月頭から20日間、様々に仕事をしながらも、6月に初演予定のオーケストラ曲のパート譜作りに没頭しておりました。

今後の予定ですが、これから三重奏の編曲に挑戦する予定でいます。
曲は「MyFavoriteThings」。小中学生の頃、このCM(
http://www.youtube.com/watch?v=2MQsCGhIrVs  ,
http://www.youtube.com/watch?v=TVIu0dA7FJE   ,
http://www.youtube.com/watch?v=yZDnfnbI2Ow
)
が流れると、TVの画面に釘付けになっていました、いや今もですが。改めて見て聞いても、涙が溢れたり、遠くへ行きたくなったり、人と話がしたくなったり、様々に心揺さぶられます…。

で、私がする編曲は上記のCMとは全く関係がなく、映像無しで、音楽だけで魅せる演奏会用作品。編成はフルート、ファゴット、ギターのあまり見かけない3重奏。初演の詳細が分かり次第、こちらでもお伝えいたします。初夏までに書き上げる予定なのですが、何が挑戦って、ギター曲は初挑戦・・・まずは少し弾けるようにならなければ…。
ちなみに、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオ(3重奏)版も書く予定です。

A7コンサート御礼と、報告(新曲のお知らせ)

3月31日、A7コンサートは無事に終了いたしました。
先生や諸先輩に混じり、拙作「弦楽四重奏 第1番」を発表させていただきました。
御来場頂いた皆様、演奏家の皆様、お世話になった関係各位の皆様に心より御礼申し上げます。


さて、報告、及び次の作品発表のお知らせです。
第一回シンフォニックポップスオーケストラのための洗足学園国際作曲コンクール
にて拙作『壁、扉、階段、そして空』が、譜面審査による予選を通過しました!
( ↑ のコンクール公式サイトの上部にて「予選 譜面審査結果」が発表になっております)

本選進出(ノミネート)ということで、6月14日に洗足学園前田ホールにて 公開演奏されます。
もちろん審査が行われる【本選】なのですが、公開演奏という事になりますので、足をお運び頂き、新曲を聴いてオーケストラの音楽を楽しんでいただけたら幸いです。国際と名が付く通り本選では5ヶ国の作曲家による作品が演奏されるようですので、その点においてもお楽しみいただけるかと思います。

私の公開されるオーケストラ作品としては『驟雨冷然』以来6年ぶりの新作となります。ぜひ、皆様に聞いていただけたら幸いです。

弦楽四重奏第1番、執筆完了

構想から2年、スケッチから半年、執筆から3ヶ月、楽譜が完成しました。
今回はフルスコアに中綴じ製本を選択し、出版譜同様の形に仕上げました。


 
音になって響くまでは息を抜くわけにはまいりませんが、一先ず楽譜の完成をご報告いたします。
一つ前の記事に、演奏会の情報を書きましたが、3月末に上野の文化会館で発表予定ですので、足をお運び頂けたら幸いです。
さて、この後ですが、日々の仕事に加えて、2月は大編成作品、3月からは映画の音楽、と幸いなことにスケジュールが埋まっておりますので、良い音楽が書けるよう頑張る予定です。


ここからは私の作曲と関係のない雑記です。
日ごろから、映画を沢山見るように心がけておりますが、今月はまだ6本ぐらいかな、なかでも、イタリア映画「La migliore offerta(英題:TheBestOffer ,邦題:鑑定士と顔のない依頼人)」がとても素晴らしく、連日2回も見に行ってしまいました。巨匠エンニオ・モリコーネの手がける音楽はまさに美しいの一言に尽き、映画の展開や仕掛けが より濃密に より繊細に 観客に届くように、素晴らしい使い方をされていて感嘆しました。中でも、印象に残る2曲が度々使用されていて、音楽による共通点を導いたり、音楽による転換点を導くことで、シナリオの理解を深めてくれたり、疑問を抱かせたり、そのシーンの内容や感情を決定的なものとして印象づけるとは・・・まさに映画音楽としての音楽の最高峰たる使い方そのもので、監督と作曲家の双方にとって最高の状態であろうと感じました。ニューシネマパラダイスのペアが贈る映画という宣伝文句に惹かれて見に行ったのですが、本当に美しい映像と音楽を味わうことができて、素晴らしい時間でした。仕事に徹して引きこもり気味で人の気持ちが読めないという人物像に、心のどこかで自分を重ねてしまったのかもしれませんが・・・重ねれば重ねるほど、最後の映像と音楽が心に響きます。



謹賀新年 & 演奏会のお知らせ

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

今年も作曲に励む所存です、公開できる情報から随時更新予定です。
まず一つ目は、新作発表のお知らせです。
3月末に下記演奏会にて、新作の弦楽四重奏曲を発表する予定でおります。
チケットご希望の方は、メールにてお問い合わせいただければと思います。
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A7コンサート2014
2014年3月31日(月)
18:00開場 18:30開演
東京文化会館 小ホール (全席自由)
チケット  一般 3000円  学生 2000円
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年の瀬に

一つ前の記事にも書きましたが、新年の演奏会に向けて弦楽四重奏曲を書いています。
2013年内に書き上げるつもりでしたが、未だに完成ならず、現在 第4楽章を推敲中です。
完成しない楽譜と向き合いながら年の瀬を過ごす事になりそうです。


創作の秋

弦楽四重奏を本格的に書き始めました。構想はずっと前からあったのですが、執筆に移ったのは今月から。年内の完成を目指して創作をしています。

20歳の時に、シリアス音楽としての処女作 「弦楽四重奏 零 ( Zero - For string quartet )」を書いて以来、約10年振りです。

音楽を書き始めた頃の初心を思い出しつつ、今の自分における最高の作にできればと思っています。


大編成作品が完成しました。

半年かけて大編成作品を書き上げました。
オケ作品は人生で3作品目となります。
本日、印刷所から製本を依頼した作品を受け取り、正式に完成となりました。
勿論、音となった瞬間が完成なのかもしれませんが、私のやれる事は全てやりきりました。
 
さて、次は何を書くかと言いますと…いくつか予定がありまして、
まだ詳しくは書けませんが、創作の秋とする予定でおります。

近況報告

必死で大編成作品を書き続けています、依頼を受けている映画の音楽も書いております。
そんな中ではございますが、明日から多忙な日常に戻ります。

自らを磨く時間を過ごせた夏に感謝し、
これから来る秋は日常と並行して、今手がけている作品の完成を目指したいと思っています。

再び零へ

大編成の作品を6月から書いていたのですが、2ヶ月かかってオーケストレーションまで進めた作品を白紙に戻すことにしました。3日ほど東京を離れ、見聞を広めるため、作曲から距離を置く為、など様々な意味を込めて旅をしてきたのですが、東京に戻って自分の楽譜を冷静に見ると、自分の不勉強さに愕然とし、修行の必要性を感じた次第です。
昨日、楽譜屋へ赴き、資料を購入してきました。また今日から改めて勉強をして、作品を書きたいと思います。