夏の終わりに・・・

今夜は部屋から花火を一人で見て満喫しております。花火を肴にして、久しぶりに飲むというのも乙ですかね。

私の部屋の机の先の窓を空けると、花火が一望できるという最高の環境でして・・・だから楽譜の筆が進むというわけでもないのですが。
もう夏が終わってしまうのか・・・と、もの寂しく感じるのですが、しかし、さすが夏の風物詩、寂しさをこえる何か風情があってよいものですね。
桜といい、花火といい、なぜ散り消え行くものはこんなにも美しいのでしょう。。。

静寂があるから音が美しく、音があるからこそ静寂が美しい。漆黒の夜空があるから花火が美しく、その逆も然り・・・。
星空も見えなくなり、見上げなくなった空を、久しぶりに今宵だけ真剣に見上げるのもよいものですね・・・。

さて、美しいものを見て、美しい旋律が浮かぶとよいのですが・・・。
今週から、映画音楽と平行して、演奏会向けの新曲を書いております。なんと、初挑戦の楽器、マリンバのソロです。
演奏家の方から委嘱をいただき、先日、楽器について直接レクチャーもしていただきまして、鋭意作曲中です。
このような幸運な機会に巡り会えたことに感謝しつつ、全力を尽くしたいと思います。