新生活 未選択 2008年04月19日 大学院生としての生活が始まりました。 週6日も大学院へ通い、これでは大学生と変わらないではないかと苦笑してしまいます。 学部時代より他の芸術分野との相互履修科目が多く、文芸・映画・演劇などの科目をいくつかとることにしました。 実は昨日の大雨で、久しぶりに傘をさしてしまいました、新品の傘をおろしたのですから、いつぶりになるのだか自分でもわかりません。 ずっと探していたデザインの傘は見つかっていません、どこのホームセンターでも売ってる紳士ものの不恰好な傘を使い始めました。 一昨日 一緒に歩いていた女性に傘に入れていただく形になり、人に迷惑をかける形になるなら自分で傘を持ち歩いてみるかと ふと思ったのですが…。 変なことを書くようですが、最近の私は雨の声が聞こえなくなってしまっているように感じます。 それがとても辛いのです・・・、雨にあたっていたいし、私は雨の声を聞いていたいのです・・・。 人間や自らの精神なんかを考えて何になるものか…、この空や大地や山や海に比べれば…と思っていたのに、色々なことがあって 思考が内側に内側にとよっていっていましたし、また人間の社会などにばかり目を向ける形になっていました。 春休み2ヶ月間無心で働くことで 音楽や作曲や自分の精神の一切から逃げた僕は 実は作曲できなくなってしまっています。 部屋を片付けていたら焼いたのに渡し損ねて たぶん一生渡せないであろう自分が書いた作品CDが出てきて しまって、なんとなく 今 静かに聞いています。 今の僕にはこのような作品が書けません。はっきりいって こんな曲を書く元気がない、今の僕には圧倒的に無さ過ぎます。何が何でも何かを作っていたのに もう1ヶ月間 何も作っていなかったし。その1ヶ月で何かを掴んだかというとそうではないし,ただ時間が止まっていたようです。 それと自分というものが変わってしまったようで 自分が書いた作品なのに他人の作品のように聞こえます、本当に変です。 音楽の楽しさをまた忘れてしまっているのが原因なのかな…いや違うか。誰に聞かせたいわけでも、誰が聞いてくれるわけでもない、誰にも求められていない、と思ってしまう この負の感覚を払拭しなくては・・。 いや 今までだってそうだったはずなのに・・・、建前としては自分が作りたいから作ってたんです。 今は ただ作りたい 曲を作り出したいという あの感情もわかないし 体が動かないんです…。 なんですかね 朝は起き上がれないし、作曲も勉強もやらなくちゃいけないと思うのに全然できません、まるで燃え尽き症候群と鬱病を併発してるみたいじゃないですか・・・(苦笑)。 ピアノはリハビリして少しだけなんとかなったけれど、作曲もリハビリしなくてはいけませんね。 改めて思いますが 作曲する(ものを生み出す、作り出す)のは 凄い精神力がいります。 そして作曲は創作業でありながらも職人業です、きっと 一生ずっと筆を止めてはならないんです。 …うーん 元気はどうやったらわくんですかね、・・・また弱音ばかり吐いてるし、気合と根性(と知性と理性)でなんとかします。。。 とりあえず、ぐだぐだ言ってないで、ピアノを少し弾いてみるとか、まず一曲書くことから始めてみようと思っています。 PR