思索 未選択 2008年01月06日 33ヶ国の共同制作の映像番組「民主主義」のパキスタンの回とインドの回を見た。民主主義とはなにか、どう在るべきか、本当に存在するのか、違う文化宗教のなかでは、他の主義との相違や特徴は、…。番組を見ながら 政治、宗教、思想、という日頃 社会に生きる人がタブーにしてあまり人と話さない内容や、他にも国家、社会、経済、文化、家族、そんなものを考えました…。社会の矛盾、偉人の偉大さや思想の深さ、宗教の凄さと恐怖と在り方について、我々の生きる国について、経済の在り方、働くものと働かざるものの関係。最近の根底の疑問は 他方には食物を作る農業従事者や 塩田で日がな一日働く人がいて、一方で違う場所には働かずしてその食物を手に入れるものがいる…世の中のシステムは何かが狂っているとしか思えない。世界経済だって 原油価格だってマネーゲームや利権争いの延長なのかもしれない。とにかく色々考えさせられました。そして その現実世界をじっくり考えた後、今度は上橋菜穂子さんが書いた守り人シリーズの第3巻「夢の守り人」を読みました。現実と夢とは…これも深く考えさせられます。人として実直に生きて手に入れる幸せ、と そうでない生き方。村で人の中で生きる生き方と 山で家族を持たずに生きる生き方、いろいろな生き方考え方感じかたがあるのですよね…。明日も一日 思索の日となりそうです。それだけでなく大事な疑問である、なぜ音楽をやるのか、なぜ曲を書きたいのか、作曲の先に何があるのか、行為の意味は、何を伝えるのか、何が伝わるのか、色々考えるとします…。 PR